行こう !元気な福島へ

福島の有機農産品を味わってみませんか

私たちは生産者との交流の中で、その生き様や農産品に感動しました。あなたにも、ぜひ感動を味わっていただきたい。そして、その農産品を食べていただけたら嬉しく思います。感動を味わおう!
つながらんしょネットとは

福島人と日本全国の方々の心をつなげたい

福島人と日本全国の方々の心をつなげたい

私たちは元気な福島を取り戻すために、頑張っている福島人と日本全国の多くの方々の心を多方面からつなげたいと活動する集団です。

"つながらんしょ"は福島の方言で繋がりましょうという意味です。福島には真摯に、安全で環境に優しい有機農業にこだわって来られた生産者の方々がいます。私たちは、その生産者農産品を知っていただき、食べていただけるよう、生産者との交流や農業体験、田舎だから出来る農家民泊、有機野菜を使った料理体験など、消費者の目線での活動を企画・実施しています。

なかま

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福島の生産者は今

(株)あべき 代表取締役 阿部 泰博さん

文化の発信地「あべき邸」その歴史と、これからとは

2015.4.24〜4.25

阿部邸 サロンで

阿部邸 サロンで

洋梨畑

洋梨畑

「あべき邸」の歴史

つながらんしょネットで事業関係を担当して頂いている阿部さんを訪問、お話をお伺いしました。阿部さんは福島、笹木野の旧家、阿部家18代当主、また“(株)あべき”の代表取締役を務められています。

阿部家は明治時代、阿部紀衛門が自生する梨に着目、地元農民に土地を提供し梨栽培を奨励、“萱場梨”として広がりました。阿部紀衛門の名から通称“あべき”と言われ現在に至っています。

阿部邸は敷地3,000坪に母屋、離れ、蔵が建ち、平成20年には国登録有形文化財に指定されています。敷地内の庭には、八重桜、椿、洋梨、りんご等四季折々の花が咲き、改装された洋風サロンと歴史ある和室では、お琴演奏会、お茶会、ジャズ・クラッシックコンサート等が開かれ、福島からの文化の発信地となっています。

洋梨栽培と食文化

御祖父様が始められた洋梨栽培も、昭和30~40年には、高速道路の発達による物流の効率化、冷蔵庫の普及、農薬の進化の3つの理由により日本での普及が進みました。

洋梨は非常にデリケートな果実で、収穫後は冷蔵庫での熟成が必須、また農薬無しには市場に出せる品質維持は困難だそうです。 明治時代、フランスからの洋梨、コミスを初めて作ったのは、岡山の大原農園(大原孫三郎)でその味は素晴らしく、天皇の料理番として知られる秋山徳三の書の中に果物の王として紹介されています。

“皮を剥ぐと、ほんのりと淡黄がかった果肉がいかにもしっとりとして、心を吸い寄せるようである。一片を口に入れる。とたんに、何とも言えない芳香と、とろりとした舌ざわりと、上品な甘さが、口いっぱいにひろがる。かす一つ残さず、アイスクリームのように溶けてしまう。実に素晴らしい逸品であった。”(秋山徳三著)

明治天皇も一度は口にされたそうですが、2度目はなかったとのこと、それほど栽培、管理が難しい果物だそうです。

現在、阿部農園では、このコミスとマルグリットマリーヤを主にベルギー種、アメリカ種を、栽培していますが、ラ・フランスについては苦い経験が有り、あまり力を入れていないとのこと。それは、栽培・管理法が確立された昭和50年頃、山形の方に技術指導に行った結果、ラ・フランスが爆発的に普及したものの熟成・管理が不十分で品質の良くない物が市場に出回り、洋梨の評判を落としたことからです。御祖父様はこれを大変に、悔やまれていたそうです。

現在、洋梨は、生食の他コンポート、ジャム、ケーキ等に加工され高級贈答品として、“あべき倶楽部”を通して販売しています。また洋梨ワインも手がけており、スパークリングタイプを開発中とのことです。 桃栗3年、柿8年はよく言われますが、なんと梨は10年以上だそうです。また梨は栽培2割、管理8割とも。熟成後の食べ時のベストは、なんと数日間とか。この手間を考えると、高い値段にも納得。

現在洋梨農家は減少傾向に有り、新規就農には、大きな初期投資がかさむことを考えると、阿部家には、洋梨栽培とその食文化を、日本における洋梨の先駆者として継続して頂きたいと思いました。
[取材] 森川 豊彦


あべき邸


ニコニコ菅野農園
国登録有形文化財に指定

阿部邸は敷地3,000坪に母屋、離れ、蔵が建ち、平成20年には国登録有形文化財に指定されています。敷地内の庭には、八重桜、椿、洋梨、りんご等四季折々の花が咲き、改装された洋風サロンと歴史ある和室では、お琴演奏会、お茶会、ジャズ・クラッシックコンサート等が開かれ、福島からの文化の発信地となっています。

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